ハッピナブログ

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サ生人ガケダラナヨサ(スギモトイサオ)


しばらくブログをお休みさせて頂いていたので、今更去年のことを書きます。
去年は、偉大な方々が数多くお亡くなりになられました。
クレヨンしんちゃんの作者・臼井儀人先生や、キングオブポップと呼ばれたマイケル。
さらに今年に入りますが、必殺仕事人の藤田まことさんなど。
昔聞いた話で、偉大な人が早死にするっていうのは、
魂の強い人は神様が近くに置きたがるからだとか、なんだとか。
しかし去年、自分にとって一番ショックだったのが、sabe先生の急逝でした。
ただひたすらブルマを愛し、不条理な漫画を描き続けたsabeちん。
ですが去年はそういった大物の訃報が大きかった上に、
年明けに死亡しておきながら夏まで発表しなかったためか、
というか単純に知名度のせいなのか、全く報道されることはありませんでした。
フード女だとかペンギン虐待女だとか、
その魅力的な登場人物の「その続きが」見れないのかと思うと、
なんだか底知れぬ虚無感を感じてしまいます。
世間一般には評価されることは無かったし、時代に取り残されていたような気がしますが、
本来、他人とは共有できるはずのないフェティシズムが、
「萌え」だのなんだの呼ばれ商業的に利用され、本来の意味を失っていく中で、
ただひたすら、共感されることのない自分のフェティシズムを描き続けていたと思います。
あと、自分にとって世界で一番可愛いと思う絵がsabe先生の絵でした。
だから今こっそりとその絵柄の完コピを目指してたり。
合掌  人